宿命と言うものがあるのだとしたら、私は気づいてしまったかもしれない。 私の宿命そのものは、はっきりとはわからないけどそれを背負って産まれたと言うことにだけ気付いた。この身体に産まれたのには何となく理由があることを感じていたけど、今の家族や環境もそれから逃げれない枷として定め付けられたように思えた。 今、また振り出しに戻り、やり直しを余儀なくされている、と言った感じだ。何がダメだった?何を理解しないといけないの? 唯々、時間は過ぎていき、日々クタクタの中、焦りと不安、恐怖で思考が廻らない。 年が明けたある新月の日に妙な夢で目が醒めた。私はオフィスのような場所でスーツ姿の男性と話していて、その男性が「別に、社会的信用なんか無くてもいいでしょ」と苦笑いしている場面で現実世界に戻った。 変な夢だけとメチャ、リアルだった。自己破産かぁ。別にいいかぁ...とつい数週間前に夢を思い出しシナリオを考えてみた。 けど、前はもっと返済額多かったけど完済したから、もうちょっと頑張ってみて、ダメそうなら万歳しよう。と思ったのは疲れてきたからかな。夢と希望があって体力があると我武者羅になれる。 かなり疲れてきたし、先の見透しが悪すぎる。先ずは、重荷を降ろすところから始めてみるかぁ。 余計なものを無計画に背負いすぎた。棄てたら、本当に必要なものが残るのかなぁ。 不安...